令和元年9月、定例会が中島村議会で開催された。
主要な議題は、税制の抜本的改革を行うための消費税法改正、それに伴う条例の整備であった。議案第36号は質疑もなく可決された。
続いて、議案第37号が中島村簡易水道給水条例の改正であったが、こちらも質疑はなく原案通り可決された。議案第38号、令和元年度一般会計補正予算も同様の流れで進行し、全ての議案が原案通り可決された。これらの議案の可決は、村の財政健全化につながるとも期待される。
さらに認定第1号として、平成30年度一般会計歳入歳出決算が提出された。この決算に関して、椎名康夫議員が水道施設の漏水について質問を行った。建設課長の齋藤満氏は、漏水率が約10%と予測していること、現地確認を通じて漏水を発見していることを説明した。
椎名議員は、漏水の原因が老朽化した配管にあることと指摘し、潜水探査機の導入など新たな対策を検討する必要について提言した。これに対し、齋藤課長は、漏水対策の充実を図る意向を示した。
また、鈴木新平議員は、学校のトイレ洋式化の進捗について質問した。学校教育課長の矢吹勝人氏は、洋式化工事を進めており、今後も早期の対応を心がける意向を示した。
全体的に質疑、討論なく円滑に議事が進行し、特に水道関連の問題については今後の課題とされている。中島村の施策において、より一層の市民サービス向上が求められている。