令和元年第2回中島村議会臨時会が開催され、複数の議案が提案された。
本会議では、中島村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正が審議された。議案第39号について小室辰雄議員が、日本語の解釈の難しさを指摘した。特に「新旧対照表」の添付を提案し、条例の内容理解を助けることが必要だと訴えた。質疑は他に無く、原案は可決された。
次に、議案第40号の「公の施設の指定管理者指定事項の変更」は、管理運営経費に関するもので、保健福祉課長の藤田幸江氏が費用の内訳を説明した。この変更が14万9,000円の増額に繋がることを伝え、質疑に対し小室重克議員が詳細を確認したものの理解を得ることができた。こちらの議案も無事に可決された。
続けて審議されたのは、令和元年度一般会計補正予算に関する議案第41号である。 委員会において椎名康夫議員が、中島村の移住・定住支援事業について質問した。この補助金は地方創生を目的としており、定住意向者には最大100万の助成金が支給される。企画振興課長の本間俊一氏は、支援内容を詳しく解説し、議案は無事可決に至った。
その後も、簡易水道や農業集落排水などに関する各種の補正予算案が続けて採決された。一連の議案は全て原案通りに可決され、村民へのインフラ整備を強調する姿勢が見受けられた。この中には、消防隊員の安全装備品整備のような地域の安全問題にも対応する施策が含まれていた。
最後に、議員派遣の件や中島村監査委員の選任についても一括審議され、無事に承認されて会議は終了する運びとなった。加藤村長が議会の成果に感謝を述べ、今後も村政に対する期待に応える姿勢を示して会議が閉じられた。