令和3年12月9日、中島村議会定例会が開催された。
この会議では、本年度の新型コロナウイルス感染症の状況についての報告がなされた。
村長の加藤幸一氏は、県内の感染者数が減少していることを強調した。
具体的には、福島県での感染者数は8月の2,951人から、11月にはわずか4人にまで減少しているという。
加藤氏はまた、感染が収束に向かう一方で、オミクロン株の流行に警戒を呼びかけた。
新型コロナウイルスワクチンの接種状況についても触れ、65歳以上の高齢者では92.3%が1回目の接種を完了していると報告した。
続けて、12月6日から始まる3回目ワクチン接種の意向調査についても説明を行った。
議案に関しては、議案第54号から第65号までの合計12案が提案された。
加藤氏は税率の特例や医療費の給付に関する条例の改正についての理由を軽妙に説明した。
特に議案第58号の令和3年度一般会計補正予算は、607万円の減額が含まれ、総額は34億5,137万2,000円となった。
この会議において、参加した議員たちの出席は全員で、出席率は100%であった。
議長の藤田利春氏によると、次回の会議は12月13日午前10時に開催されるとのことである。