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中島村、一般会計補正予算を可決 予算総額35億円超

中島村議会臨時会で、一般会計補正予算の承認がなされ、総額35億円を超える予算が可決された。
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令和4年1月18日に令和4年第1回中島村議会臨時会が開催された。

主な議題は、2件の補正予算に関する承認である。特に、一般会計補正予算(第9号)と(第10号)の承認が取上げられた。

村長の加藤幸一氏は、この臨時会の意義について、出席議員に感謝の意を示した後、予算案の内容を説明した。承認第1号に関する説明では、地方自治法に基づき昨年12月に専決処分された内容についても言及した。具体的には、令和3年度の一般会計補正予算において、予算額が6,300万円増の合計35億5,687万4,000円に達することが明らかにされた。

歳入の内訳としては、地方交付税、国庫および県の支出金の増額が含まれ、歳出では、教育及び福祉関連の様々な経費が上がった。特に民生費の中では、給付金に関する項目が注目されており、臨時特別給付金としての補正予算が含まれていることが強調された。

教育においては、コロナウイルスの影響を受け、オンライン授業のためのタブレット端末購入が計上されている。この対応については、教育長の面川三雄氏から詳細な説明が行われ、各学校におけるオンライン授業に必要な設備の整備についても説明があった。特に、緊急時に子供たちがタブレットを自宅で使用できる準備が進められている。この取り組みに対し、小室重克氏は教育環境の充実を評価しつつ、訓練の必要性も提言した。

次に、原油価格高騰に対応する生活困窮者への現金給付について保健福祉課長の藤田幸江氏が説明した。対象者は約240世帯を見込んでおり、暖房用の灯油や電気代などに充当できるとのことだ。この情報は、寒い時期での必要支援として重要視された。

議案の双方に対して質疑は行われなかったため、議題はスムーズに進行した。採決では、両議案とも異議なしに可決となり、村長からの閉会挨拶が行われた。加藤幸一氏は、コロナの新たな変異株に対する警戒の重要性を訴え、村民への基本的な感染対策の呼びかけを行った。出席者全員に対し、感染対策に理解と協力をお願いし、会議が無事に終了した。

議会開催日
議会名令和4年1月中島村議会臨時会
議事録
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