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中島村、令和4年度予算案を可決 主要項目には役場建設と農業支援

中島村議会が令和4年度一般会計予算を可決。主要な議題には役場建設や農業支援に関する質疑が含まれる。
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令和4年3月16日、中島村議会の定例会が開催され、予算案が議題に上がった。

議案第15号は、令和4年度の一般会計予算である。

この予算には、いくつかの重要な項目が含まれており、特に道路橋梁費や役場建設事業に関する質疑が多くなされた。

特に小松公雄議員の質問に対し、建設課長の齋藤満氏は滑津・後山線の工事の進捗について言及し、用地買収の進展を伴う状況であることを伝えた。

また、国の社会資本整備総合交付金に関しては、小松議員が「昨年の開通状況から見ても遅れている」と指摘し、その際、いつ頃開通予定かの見通しを求めると、齋藤課長は「残る用地は令和4年度中に終わらせる計画だが、具体的な開通時期はまだ分からない」と述べた。

また、役場の整備に関する質問もあり、総務課長の木村修氏は新庁舎の建設に関連する予算の詳細を説明。

役場庁舎の機能緊急保全事業と整備事業については、交付税措置のある起債が活用されることが確認され、本年度分は約4億2,000万円程度に上る見込みであると明かした。

さらに、移住支援事業にも触れられ、企画振興課長の本間俊一氏が、補助金の具体的な内容について説明。この支援金は、東京圏からの移住を希望する人々に対し行われるもので、村側からは「移住者は出てこないが、国や県の枠組みを使っていく」と述べた。

議論の中で、皆が強調したのは、米価の下落問題である。農業支援についての意見が交わされ、村長の加藤幸一氏は「農業離れを防ぐため、国への働きかけを強化する必要がある」との考えを表明した。

このように、多岐にわたる議題が議論され、有意義な質疑が展開された。今後の動きや、実施の進捗を注視する必要がある。

議会開催日
議会名令和4年3月 第1回中島村議会定例会
議事録
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