令和4年第2回中島村議会臨時会が、7月22日に開催された。
主な議題には、役場庁舎整備事業の請負契約と一般会計補正予算が含まれている。
議会は、役場建築工事の請負契約を承認した。
村長の加藤幸一氏は、議案第30号の提案理由を説明し、7月15日に実施された一般競争入札により、三金興業株式会社が落札されたことを報告した。
この契約によって、役場の新しい庁舎の建設が進む。
また、議案第31号では、令和4年度一般会計補正予算が提案された。
予算が35億8,457万円から38億6,457万円に増額され、その内訳は新型コロナウイルス対応の事業が中心であることが強調された。
総務課長の藤田幸江氏は、入札結果の詳細を説明し、無効とされた業者については記載不備があったことが原因と述べた。
“今後は注意喚起を行う方針です”と対応策を示した。
さらに、教育関連の議案では、抗原検査キット285万2,000円の購入が提案され、教育長の面川三雄氏がその必要性を説明した。
371校に配布予定で、使用目的や保存方法についても言及された。
この臨時会では、これらの議案が承認され、議会運営委員長の申出による閉会中の継続調査も決定された。
総じて、今回の国会は順調に運営され、重要な契約項目が承認されたことで、村の行政運営が円滑に進むことが期待される。
村長は、議会における協力への感謝を述べつつ、感染対策の強化を促した。
“村民の皆様にも防災無線や村ホームページを通じて感染防止への協力をお願いしたい”と強調した。
今後も引き続き、村民の健康と安全を守る施策を進めていく方針が示された。