令和2年6月定例会は、新型コロナウイルスや防災対策など多くの重要課題に取り組むことが確認された。
まず、加藤幸一村長は「中島村第5次振興計画について、事業の進行状況を明確にし、村全体としての協力を強調した」と述べた。特に、長期的な展望のもと、多くの施策を効果的に達成する必要があるという認識を示した。
一方で、小室辰雄議員は、防災対策としての見直しを提案し、「昨年の台風19号の影響の教訓から、村の防災マニュアルを再点検すべきだ」と強調した。加藤村長は「防災のためのマニュアルを修正し、特に浸水地域の実態を反映したハザードマップを作成する」と回答した。
また、新型コロナウイルスに関して、小室重克議員は、感染拡大防止のための対策が急務であることを訴えた。加藤村長は「村民や各事業者が理解を示してくれていることに感謝している」とし、さらなる協力を求めた。
教育長の面川三雄氏は、学校における新型コロナウイルス対策として、「給食調理業務の委託料を見直し、授業日数の確保に努めている」と述べた。夏休みの短縮や、学校行事の簡略化にも言及し、柔軟な対応を行う意向を示した。
さらに、買物弱者対策に関する提案が出され、村が運営するKIRASSHEの品ぞろえの増加が求められた。加藤村長は「地元のニーズに応じた運営を行いたい」と応じた。