令和5年12月1日に中島村で第4回議会定例会が開催された。
開会にあたり、議長の小室辰雄氏が出席議員の確認を行い、定足数を満たしていることを報告した。
議事日程も周知された後、会議録署名議員の指名が行われ、3番の小室重克氏と4番の木村秋夫氏が選ばれた。続いて、今期定例会の会期が12月6日までの6日間に決まり、異議もなく承認された。
次に、諸般の報告が行われ、議長は閉会中の主な議会関係事項を発表。各議案や提案内容についての報告があった。
続いて、村長の加藤幸一氏による行政報告が行われた。加藤氏は、今年度のインフルエンザ流行への対策や新型コロナワクチン接種の状況について言及した。
特に、今年度の稲作について、福島県では「やや良」との評価を受け、米価格の引き上げが見込まれていることに言及した。市場における物価高騰については、村民生活を支える支援策が講じられるとのこと。
さらに、11月19日に開催された第35回ふくしま駅伝において村が目標としていた3位入賞を果たしたことが報告された。これは選手たちの努力による成果であり、村のふるさとへの誇りが強調された。
続いて、公共工事の進捗状況についても報告があり、役場整備事業に関する庁舎建築工事は順調に進んでいるとのこと。過去の感染対策が緩和されたことで、秋のイベントが成功裏に開催できたことも喜ばしい報告として挙げられた。
議案第48号では、職員の給与に関する条例の一部改正が提案された。これは人事院及び県人事委員会勧告を踏まえたもので、給料表の改正が行われる予定だ。質疑はなく議案の審議は円滑に進行し、原案のとおり可決された。この改正により、職員の処遇が改善されることが期待される。
閉会の宣告が行われ、その後、次回会議の日程も確認された。議長の小室辰雄氏は、各議員に感謝の意を表し、会議が無事に終了したことを伝えた。議会の活動報告や議案の進行において、村民の生活や地域の発展に寄与する結果が出ることに期待が寄せられる。