令和元年第3回中島村議会定例会が開催され、さまざまな議事が行われた。
この定例会では、会期が本日から9月2日までの7日間に決定された。
議長の藤田利春氏より、出席議員に対して会議録署名議員として、小林均氏、小室辰雄氏が指名された。
初めに諸般の報告が行われ、初月に行われた白河地方広域市町村圏整備組合議会の報告が述べられた。
鈴木新平氏が出席した旨も伝えられ、様々な議案が原案通り承認されたとのこと。
続いて、村長の加藤幸一氏からの行政報告があった。
今年の水稲の生育状況に関して、好条件が重なり平年並みの収穫が期待できると発表した。
また、稲作の放射能吸収抑制対策のためにカリ肥料の配布を行ったとのこと。
安全な米作りに向け、全量全袋検査を継続する方針が示された。
さらに、村長は行事報告を行い、中体連県南大会での中島中学校の成績を紹介した。
卓球女子団体が優勝、女子シングルスでも入賞者が出たことが効果的な成果として挙げられた。
公共の交通安全に関する取り組みも報告され、先月に開始された交通安全キャンペーンが成功を収めたと語った。
その後、議案の上程があり、特に消費税法改正に伴う条例整備の議案第36号が提案された。
歳入についても注目が集まる中、前年度比で寄附金が大幅に増加したことが報告された。
財源確保のため公共施設の整備基金も積立てられたことが強調された。
決算に関する報告も行われ、令和元年度の歳入総額は56億2,033万6,000円で、歳出は53億6,597万3,000円とのこと。
また、歳入における村税等の自主財源について116.0%増であることが確認された。
最後に、監査委員による平成30年度の決算審査が行われ、すべての会計が適正に執行されていると評価された。
特に、税の滞納については減少傾向が見られるとのこと。
会議の終わりに、次回の会議日時が伝えられ、議会は散会となった。