令和2年3月12日、中島村議会の定例会が開かれ、様々な補正予算が審議された。
日程第1として議案第11号、令和元年度中島村一般会計補正予算(第6号)が議題に上がった。小林均議員は、災害復旧事業に関する費用に焦点を当て、具体的な内容について説明を求めた。建設課長の齋藤満氏は、1,188万8,000円の災害復旧事業に関連する支出内容を確認し、24か所の復旧工事について触れた。水耕や春先に影響の出ないよう、工期は6月30日までを見込むと答えた。議員は、田植えや作付け時期との関連性を指摘し、住民への周知が必要との意見を述べた。
日程第2の議案第12号、令和元年度国民健康保険特別会計補正予算(第3号)では、質疑が行われず、すぐに審議が進められた。その他の議案についても同様に、質疑なしで過程が進んだ。
続いての重要なポイントは、議案第13号の中島村簡易水道特別会計補正予算(第4号)で、これも質疑なしで可決された。これにより、村の水道整備が着実に進められる見通しが立った。
また、議案第17号においては、介護保険特別会計の補正予算が扱われ、保健福祉課長の藤田幸江氏が具体的な減免措置について説明した。特に、台風19号の影響を受けた方々への特例措置が強調され、要介護者に対する配慮がなされたことが確認された。
全体として、この日の定例会では多くの補正予算が円滑に可決され、村の課題への対応が引き続き進められている様子が伺えた。議会は今後も村民のニーズに応える施策を推進していく方針とした。