令和5年第1回中島村議会定例会が開催された。議事は午前10時から始まり、出席する議員は7名である。今会議では、会期の決定や諸般の報告、行政報告、議案の上程が行われた。
まず、会議録署名議員の指名が行われ、椎名康夫氏と小室重克氏が選ばれた。続いて、会期は本日から3月16日までの10日間に決定されたと藤田利春議長が報告した。
次に、諸般の報告が行われ、本会議で受理された請願は常任委員会に付託されたことが述べられた。また、村長の加藤幸一氏より、最近の新型コロナウイルス感染症の状況について説明があった。感染者数の減少傾向が見られ、医療ひっ迫警報が終了したことが強調された。
加藤村長は、引き続きの感染対策が必要であることを述べ、特にインフルエンザ客数が増加している現状を指摘した。新型コロナウイルスワクチン接種は、1月末で集団接種が終了し、今後の対応は国の方針に従う必要があるとコメントした。
次のポイントは、東日本大震災から12年が近づく中、県南地方の損害賠償に関する進捗についてである。村長は、審議会に付議されなかったことを残念であるとしつつ、国からの指導で東京電力の自主行政報告が公表されている状況を指摘した。
さらに、令和4年度の行政執行状況について、コロナ感染症の影響で各種行事が中止や延期されたこと。この一年間の評価として、村のイベントが円滑に運営された成果が報告された。特に、令和5年中島村二十歳を祝う会の実施と、村表彰式が成功したことが挙げられた。
建設関係の工事や事業についても説明があり、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生事業が概ね完了していることが述べられた。特に役場整備事業の進捗率が35%を超えており、道路メンテナンス事業も順調に推移しているとの記述があった。
最後に、置かれた議案の上程が行われ、多くの議案が発表された。村長は議案の補足説明を担当課長に依頼し、さまざまな予算案の具体的な内容についてさらなる説明が予定されている。
今後の予定として、次回会議が3月9日午前10時に開催されることが告げられ、令和5年第1回中島村議会定例会は午後2時55分に散会となった。