令和4年第1回中島村議会定例会が、3月14日に開催され、複数の議案が審議された。
出席議員は8名で、今回は8つの議案が日程に上がった。特に多くの質疑があったのは、議案第7号の令和3年度中島村一般会計補正予算についてである。
議案第7号に対する質疑で、小室辰雄議員が固定資産税の滞納繰越分について質問をした。税務課長の鈴木勝雄氏は、昨年度の徴収額が下回ったために減額補正が必要になったと説明した。この件に対して小室議員は、税金の滞納を減らす努力を求めた。
また、議案第8号では国民健康保険特別会計の補正予算について、質疑なしで可決された。議案第9号の簡易水道特別会計の補正予算も、使用料に関する質疑が発表されたが、最終的には異議なしで可決となった。
議案第10号では土地造成事業の予算が取り上げられ、販売数が期待以下だとの報告があり、今後の販売促進の必要性が指摘された。議案第11号、農業集落排水処理事業の補正についても無事に可決された。
さらに、議案第12号から第14号までの各特別会計補正予算は、いずれも質疑なしで、全て原案のとおり可決された。議長である藤田利春氏は、この会議の進行をスムーズに行い、出席議員からの意見にも配慮した。
散会は午前10時43分で、次回の会議は3月16日に予定されていることも告げられた。村としては、資金運用と地域サービス向上に向けた具体策を継続的に検討していく姿勢が求められている。