令和4年第3回中島村議会定例会が、9月26日に開催された。議会は、村長の加藤幸一氏からの報告を受け、行政報告を行うなど議事を進行した。
会議の最初に、議長の藤田利春氏は出席議員が定足数に達していることを確認し、開会を宣言した。続いて、日程第1として、会議録署名議員の指名が行われ、椎名康夫氏と小室重克氏が指名されたと報告された。
日程第2上では、会期の決定が行われ、今期定例会の会期が9月26日から10月4日までの9日間になることが異議なしとされ、正式に決定された。
続いて、日程第3において、閉会中の議会関係事項についての報告が行われた。8月8日に開催された組合議会定例会において、4件の議案と2件の報告が可決・認定されたことが報告された。
日程第4において、加藤村長が行政報告を行った。村長は、4期目の任期にあたり、村民の力強い支持を受けたことに感謝し、これまでの災害の経験を基に防災の強化が求められていると述べた。特に東日本大震災や異常気象による洪水被害の例を挙げ、国や県との連携を強化していく意向を示した。「災害の少ない村づくりに邁進してまいります」との意志を強調した。
新型コロナウイルスに関する言及では、村民の安全確保を最優先に、ワクチン接種の推進や経済的支援を行う考えを示した。村長は、現在も水稲の生育状況は順調であり、需給バランスの改善により米価が上昇する見通しを述べる一方で、高騰する肥料や燃料の影響を懸念した。