令和4年第4回平田村議会定例会が12月13日に開催された。
本会議では、常任委員会の報告が行われ、議案14件や重要な施策についての審議が行われた。特に、村長等の給与に関する条例改正案や平田村簡易水道事業の設置条例の制定が主要な議題となった。
まず、永瀬成元総務経済常任委員長は、まず議案の提案に際し、経済情勢への対応を強調した。特に物価上昇という深刻な事態を受け、村民生活を守るための対策を積極的に求めた。
次に、これに関連して太田清実文教厚生常任委員長も報告を行い、健康対策や福祉施設の整備など、村民の安全と生活向上に向けた取組みが必要であると述べた。特に、コロナ感染症の影響を受けた健康維持の重要性を訴えた。
続いて、村長の澤村和明氏は、所得格差是正に向けた施策として、村長等の給与改定について説明をしている。高橋七重議員からは、現在の経済状況は厳しく、村の特状に合わせた判断が求められるとの意見が寄せられた。村長は、条例改正が適切であるとの立場を取った。
また、議案第52号「おだいら交流館設置条例の制定」や第53号「平田村簡易水道事業について」もいずれも賛成多数で可決された。これらは地域住民の生活向上、地域活性化に寄与する重要な内容であるとの認識で進められている。
最後に、村長は、議員たちの健康と活躍を願い、年末に向けて警戒心を持ち合わせるよう呼びかけた。一連の議論は、地域を支える施策への理解を深める一助となることが期待されている。