令和2年第2回平田村議会定例会が6月3日に開会した。
本定例会では、まず新型コロナウイルス感染症対策特別委員会からの中間報告が行われた。太田清実議員が議長を務め、村長の行政報告と続くが、特に新型コロナウイルスの影響により、村民の生活に不安が募る中での連携強化が求められている。
村長、澤村和明氏は、感染症防止のために多大な努力がなされていると述べ、医療従事者への感謝を表明した。特に、村では感染拡大防止のための施策を実施しており、今年度792万円の補正予算を通じて、村民一人ひとりの健康を維持する努力を続けていると強調した。
議事の進行の中で、議案第20号、新型コロナウイルス感染症に関連して収入が減少した村民への保険料減免条例の制定案が提出された。この条例は、早急な生活支援を目的としており、細かい条文の制定に関しての議員提案が期待されている。
また、議案第22号から29号においては、地域経済の回復を支援するための税制改正案が一括審議された。特に子育て家庭への減免措置を盛り込むなど、市町村の支援が強化される見通しだ。
質疑応答では、村内の教育機関における感染症対策が注目を集め、オンライン授業や学習支援の拡充が議題に上った。デジタル環境を整える必要性が訴えられ、今後の教育環境の変化が期待されている。