令和6年第1回平田村議会定例会が3月7日に開かれ、様々な重要議案が審議された。特に、福島県最低賃金引き上げを求める請願が採択され、村民の生活向上が強調される中で、各常任委員会は564万円の予算計上を含む41件の議案を報告した。
これらの議案には、平田村一般会計補正予算が含まれ、引き続き地域経済の安定化への取り組みが求められている。特に、高橋七重議員は介護保険料の値上げに対する懸念を表明し、生活に与える影響を問題視した。健康福祉課長の大和田健氏は、保険料の軽減策として約5,700万円の準備基金から2,100万円を取り崩す方針を示し、安定した保険給付の提供を強調した。
さらに、令和6年度の一般会計予算についても議論が交わり、高齢者支援や地域活性化策が今後の重要施策として掲げられた。村長は、「村民が安心して暮らせる環境づくりに注力する」との姿勢を改めて示し、具体的な施策の実行に向けた決意を述べた。
また、議案の採決では、全て原案通りに可決され、膨大な予算が地域の施策に反映される形となった。特に、新たな公共施設の整備や、助成金制度の充実が地域住民の生活にどのように寄与するかが今後の課題とされる。