令和3年9月10日、四街道市議会は定例会第3回を開き、議員からの一般質問が行われた。
戸田由紀子議員は、防災対策や福祉サービスについての充実を求め、特に地域防災計画の修正ポイントについて質問した。戸田議員は、「地域防災計画の見直しは必要不可欠。早急に対応すべき」と指摘した。
また、障害者自立支援協議会についても言及し、具体的な成果と今後の取り組みについて尋ねた。市長、佐渡斉氏は、「基幹相談支援センター設置に向け、積極的に支援を行う」と述べ、障害者支援の強化を約束した。さらに、第三次子ども読書活動推進計画の現状を教育長の府川雅司氏が報告した。府川氏は、アンケートによる成果と課題を示しつつ、「新しい計画に向けて準備を続ける」と述べた。
次に、上下水道部長の外谷茂行氏が水道事業経営戦略について説明。外谷部長は、「水道料金の見直しについては、財政状況を考慮する必要がある」とし、適正な料金設定の重要性を強調した。最後に、教育長はCOVID-19対策として、各校での感染防止策について言及し、「学校環境の安全を確保しつつ、教育活動を継続する」と述べた。
出席した19名の議員は、様々な立場から四街道市の福祉や教育など広範なテーマで活発な議論を交わした。市議会は、地域の現状に即した具体的な施策を打ち出すことが求められるとし、今後の動向が注目される。