令和6年の第3回印西市議会定例会が開会した。藤代健吾市長は行政報告を行い、議会の主要議案を紹介した。事業の推進が重要な焦点となる中、福祉関連や医療費助成などが提案された。
この議会では、印西市地域福祉計画推進委員会設置条例の制定が議題に上がった。藤代市長は「地域福祉計画を推進するための重要な施策です」と強調した。これにより、市民の生活向上を目指す施策の推進が期待される。
また、印西市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部改正も含まれており、これによって対象が拡大される見通しだ。市長は「より多くの家庭に支援が行き届くようになります」と述べ、福祉の向上に寄与することを約束した。
さらに、令和6年度印西市一般会計補正予算について、総額4億5,821万7,000円の追加が提案され、来年度の教育環境の整備に関する投資が報告された。特に小中学生向けの教材備品購入等に焦点を当てられている。
議案はその後、質疑の段階に移り、各議案に対する議員からの質問が相次いだ。また、教育長や教育委員会委員の任命に関する議案も広く議論された。
今議会は、千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正や印西市道路線の認定に関しても議論を交わした。これにより、地域におけるインフラ整備や医療面での充実が図られる見込みだ。