令和6年第2回四街道市議会定例会が6月20日に開催され、議員からの一般質問が行われた。
この中で、特に文化センター改修工事に関する戸田由紀子議員の質問が注目された。戸田議員は、文化センターの老朽化に伴い、利用者から寄せられる声に基づき、会館棟の改修工事の具体的な進捗やスケジュールについて問うた。市長、鈴木陽介氏は、改修工事は令和7年度から始まる予定で、バリアフリー対応や内外装のリニューアルを進めるとした。また、市民の意見を反映させながら設計を行う方針も明らかにした。
さらに、戸田議員は図書館機能の充実についても言及し、図書館職員の増員必要性や借りる人への利便性向上を求めた。市長は専門知識を持った司書を確保し、図書館サービスの充実に努めるとの意気込みを述べた。
また、障害者施策の充実についての質問も提起された。こちらでは、合理的配慮の提供が進められ、障害者支援の相談窓口についての情報共有が図られることが強調された。
職員の働きやすい環境づくりに関しても議論され、最近のストレスチェックの結果や若手職員退職事情が示された。総務部長、常世田稔氏は、ストレスに対する支援策を強化することを約束する。
また、戸田議員は、育児休業取得を希望する職員の意見に対しても配慮が必要と指摘し、育児と育児休業の取り組みについて、昇進にも繋がらないような仕組みを求めた。