令和2年第1回四街道市議会臨時会が、午前11時に開会した。
議事は、議席の変更や会期の決定、そして新型コロナウイルス感染症関連の議案に関する説明が行われた。出席議員は全員で、決議に必要な定足数を満たしていた。
森本 次郎議長は、開会にあたりまず議事日程の報告を行った。最初に新型コロナウイルス感染症対策に関する特別委員会の選任と委員長互選が報告され、特に次期ごみ処理施設用地に関する調査特別委員会と、市民からの告発内容に関する調査特別委員会の報告が重視される。
この臨時会では新型コロナウイルス感染症による影響を受けた議案が重点的に扱われ、特に財政的な支援が議論されている。市長の佐渡 斉氏は、「新型コロナウイルス感染症対策に全庁一丸となって取り組んでいる」と発言した。
今後の対策について、具体的な議案が11日間に及ぶ質疑を通じて審議されることになる。特に「議案第10号 令和2年度四街道市一般会計補正予算」では、経済への影響が考慮された事業が提案されており、追加予算が必要とされている理由が説明された。
本補正予算は新型コロナウイルス感染症への市独自の支援事業を含め、様々な施策を盛り込んでおり、これは市民生活を守り、生活の再建に寄与することを目的としていると強調されている。
具体的には、不安を抱える市民への緊急小口資金受給者支援事業が紹介された。事業者支援や家庭学習支援策も含まれ、特に重要視されたのは医療機関の強化である。議案では今後の第2波に備えるための医療体制の構築が要望される。
議論の結果、議案はすべて賛成で可決され、議員からは特に迅速な情報発信の必要性や、新型コロナウイルス感染症への対策強化について多くの意見が出された。市民各自の生活支援を強化し、地域経済の活性化が今後の課題として引き続き注視されることが期待される。
この臨時会は、午後6時26分に閉会した。