令和2年9月14日、四街道市議会定例会において、一般質問が行われた。
日本共産党の阿部百合子議員は、コロナ感染防止対策についての質問を行った。現在、本市ではコロナの感染者が増加傾向にあり、対応の必要性が懸念されている。
彼女は、具体的には病院や学校で働く人々に対する無料の定期的なPCR検査を実施する考えがあるか質問した。これに対して、健康こども部長の小島淳一氏は、検査の実施は現状の体制下では現実的に困難であると述べた。また、クラスター発生時の対応について、関係者の広範な検査を行うことが可能であるが、具体的な判断は保健所に委ねられていると応答した。
次に、阿部議員は第2次コロナ対策交付金事業について、事業決定手順や支援事業の状況を問うた。小島氏によると、妊産婦等の支援事業には大きな成功があり、支給率が96.4%に達しているとのことであった。
続いて、学童保育やこどもルーム支援員の雇い止め問題についても触れた。小島氏は、双方に相違があり調整がつかなかったことから解決が遅れていると説明。また、教育部長の濱田宗孝氏は、夏休み期間中の現場での対応はおおむね順調であったと述べたが、教員の負担軽減が今後の課題であると指摘した。
議案第18号については、質疑が行われず、教育民生常任委員会へ付託されることとなった。議長の森本次郎氏は、今後の会議の進行についての確認を行い、本日の議事を終了した。