令和元年6月20日に開催された四街道市議会定例会において、重要な議題が取り上げられた。特に、地域の健康づくりを促進する「よつかいどう健康ポイント制度よつも」についての議論が注目される。
西塚義尊議員はこの制度について、本年度の応募目標を500人に設定した理由を明らかにした。これは、昨年度の442件を基にした試算で、前年の300人を上回る目標である。市は、より多くの現役世代が参加できるような施策も検討している。市長の佐渡斉氏は、企業での健康施策やイベントを通じ、周知を進める所存だと述べた。さらに、筑波大学の実証事業を参照しつつ、医療費の削減効果にも期待を寄せている。
また、学童保育についての課題と対策も重要なテーマとなった。共働き世帯の増加を受け、19のこどもルームには定員オーバーの状況が何件かみられた。そのため、教育部門は、指導員の配置基準を見直し、増員を図る計画が進行中である。仮に定員オーバーの状況が続けば、分室の設立も検討される。
更に、食物アレルギー問題についても議論が活発に行われた。市はアレルギーを持つ児童生徒の対応策として、保護者とのコミュニケーションを強化し、学校給食での特別配慮をしている。
食品ロス問題も取り上げられ、食品ロス削減推進法に基づいた取り組みが現行のフードバンク活動とともに強化されることが期待されている。