令和5年12月12日、四街道市議会は第4回定例会を開催し、消防行政をはじめとする重要な議題が提起された。
最初に消防長の粟飯原阿良太氏が消防本部・署庁舎の早期整備状況について説明した。現庁舎は51年の歴史を持ち、狭隘化や老朽化が著しい。年間40件ほどの出入りがある中、最適な新庁舎の設置が求められており、全庁的な横断組織「消防庁舎あり方検討委員会」を立ち上げ、さらなる議論を重ねていく方針である。
続いて、消防フェスティバルの開催状況も報告された。今年度は過去最多の来場者を記録し、地域の防火意識の高揚にも寄与した。特に消防職員の協力が際立ち、成功裡に催されたことに対して感謝の意が示された。
また、消防出初式に関しては、実施済みの出初式が高い集客を誇り、地域住民との交流を深める貴重な機会であることが強調された。来年もこれらのイベントは一般の参加者を歓迎し、継続的な支援が必要である。
次に、中心市街地活性化について議論が行われた。新たに設立されたよつまち商店会ブラボーは、地域住民と様々な団体との協力を基に、多様な事業計画を進行中である。市長の鈴木陽介氏は商店会の活動に期待を寄せ、関連する支援の継続を表明した。特に、商工会が取り組むチャレンジショップ事業は、地域内で新たなビジネスチャンスを生む重要な施策であり、成功に向けた努力が必要とされる。
市民が過ごしやすい環境作りを進め、多様なイベントや活動の活性化により、地域経済の発展を促進することが求められている。行政と市民が共に力を合わせていくことが今後ますます重要になってくる。市民の皆さんが満足できる四街道市の実現へ向け、今後も様々な取り組みが進められることが期待される。