令和4年6月29日、四街道市議会の定例会が開かれ、議案や陳情の審議が行われた。
本定例会では、議案第1号から第9号まで及び陳情についての総括審議が実施され、すべての議案が承認されるなど、積極的な意見交換が行われた。
初めに、議案第1号から第9号までについて、委員長報告が行われ、質疑が続いた。総務常任委員会の関根登志夫委員長が、専決処分や消防団条例の一部改正についての報告を行った。特に、議案第5号については「機能別団員制度の導入により、大規模災害時の支援活動が可能になる」と強調した。
また、大越登美子議員は議案第8号の補正予算について、「新型コロナウイルス対策として地域経済活性化に寄与する施策を期待している」と述べ、住民の安全確保に寄与することへの重要性が話し合われた。加えて、環境経済分野でも重要な視点が提供され、特に交通安全への取り組みが求められた。
続いて、各常任委員会と議会運営委員会に関する報告や審査を経て、陳情第5号加盟に対する懸念が述べられ、目的が明確であることが求められた。議員たちは、特にインフラ整備について、「地域住民から上がる声を人員配置するとともに、議会内で協議する必要がある」と喝破した。
最終的に、全議案が異議なく可決され、陳情についてはいくつかは不採択とされた。また、閉会中の継続審査の件についても異議なく承認された。出席した鈴木陽介市長は、「市民の意見を反映した議会運営を心掛けてまいります」と述べ、今後の市議会の動向に期待が寄せられる。
本会議は午後1時に開議し、約50分の審議の後、閉会となった。この定例会での重要な議題の承認は、今後の四街道市の政策に大きな影響を与えることが予想される。