令和5年第1回四街道市議会定例会が、3月9日に開催された。
この日は、会派れいわ輝の保坂康平議員による代表質問が行われた。保坂議員は、議会や市民への説明責任や行財政改革の進捗状況を質した。関連して、鈴木陽介市長は、行政改革の推進状況や公共施設の再配置計画についても答弁した。市長は、行財政改革の効果額が約4億4,900万円に達するとの報告を行い、さらなる収支改善に向けた取組を強調した。
新庁舎整備の進捗状況についても触れられた。市長は、工事が進んでいることを示し、逐次報告を行う姿勢を示した。また、子ども医療費助成の充実についても話題となり、来年度から高校3年生までの無償化が進むとの見通しも示された。
また、教育環境の整備についても言及があり、教育長の府川雅司氏は、民間委託に関する取組や部活動の指導体制について答弁した。現在、部活動の指導委託を進めているため、地域との連携強化が重要になると指摘した。
ごみ処理施設についても意見が交わされ、新施設整備の進捗や具体的な選択肢の検討がなされている。環境経済部長の麻生裕文氏は、次期ごみ処理施設整備や資源化の取り組み状況について具体策を示し、住民の協力を促す姿勢を見せた。