令和6年第3回四街道市議会定例会が9月10日に開かれ、議員たちが市政に関する一般質問を行った。
特に注目を集めたのは“ごみの課題への取組”についての西塚義尊議員の質問である。粗大ごみのリユースやリチウム蓄電池の拠点回収に関して市の考えを問いただした。市長の鈴木陽介氏は、株式会社ジモティーと連携してリユース促進を進める方針を示し、今後も市民団体との協力を図りながら取組を強化する意向を述べた。
また、認知症高齢者への支援策についても議論が交わされた。西塚議員は、見守りシールの利用状況やGPS機能を活用した端末の助成について質問した。福祉サービス部長の渡辺暢氏は、見守りシールの配布件数など具体的な数値を示し、支援策の充実を図っていると説明した。
健康への取組に関する質疑では、渡辺暢氏が子宮頸がんワクチン接種の現況を伝え、低接種率の問題改善に向けた努力を強調した。健康こども部長の川田貢司氏も帯状疱疹ワクチンの定期接種化に向けた準備状況を説明し、市民への周知徹底に取り組む姿勢を示した。
指定された日においてペットの避難所としての取組も議題に上がった。この状況に関して市長は、台風の際に実施したペット避難所の開設実績を報告し、今後も中学校区ごとの避難場所設置を目指すと述べた。