令和元年12月9日、四街道市議会定例会が開かれ、
本会議では風水害に対する地域防災計画や防災ハザードマップ、
台風による被害状況等についての質疑が行われた。
危機管理監の澤畠博氏は、台風15号及び19号の被害状況について
詳細に説明した。台風15号では251件の倒木が発生し、
台風19号では20件の倒木が確認されたことが報告された。
また、浸水・冠水についても想定外の結果が出たことを
認め、改善策を講じる必要があると強調した。
阿部治夫議員は、今回の大風と大雨による被害を受け、
市民から寄せられた要望事項について言及した。
特に、千代田調整池西側斜面の樹木剪定が急務であると訴え、
早急な対応を求めた。
続いて、都市計画道路の進捗状況についても言及され、
都市部長は道路改良工事が進んでいることを報告し、
災害時の物資供給の重要性を訴えた。
次に、福祉関連の質問では、生活保護の現状が報告された。
580世帯718人の受給者がおり、特に高齢者世帯が60%を占めた。
生活保護に関する法律についても説明があり、
受給者の権利と地域の対応についての議論が交わされた。
不適正な事務執行に関する議論も行われ、
市長はその責任の重要性を強調した。
最後に、栗山埋立地の現状が触れられ、
汚染対応については今後の調査結果が
重要であるとの認識が共有された。
今後、これらの議論を基に、発展的な施策を
展開することが期待されている。