令和4年第2回四街道市議会定例会の一般質問において、出席議員による多岐にわたる問いかけが行われた。初めに、久保田敬次郎議員は、財政運営について質問し、持続可能な財政運営の方針や次期ごみ処理施設に関する具体的な対応策を市長に求めた。
市長の鈴木陽介氏は、中期財政見通しの持続可能性について詳述し、歳入の増加が見込まれる一方で、公債費の増加に注意が必要と強調した。また、次期ごみ処理施設について、住民との協議を進めている状況を説明した。これに続いて、環境経済部長の麻生裕文氏も、次期ごみ処理施設の財政面からの影響について触れており、現在は広域化の可能性が検討されていると報告した。
さらに、関根登志夫議員は、スマートゼロカーボンシティの実現に向けた施策や市役所のデジタル化、キャッシュレス決済の進捗状況について質問した。市長は、令和3年度から市税など各種手数料に対してキャッシュレス決済を開始したと報告し、今後も市民生活の利便性向上を目指して取り組みを進めると述べた。
次に、長谷川清和議員は市民の安心安全について質問し、特に四街道駅北口の歩道整備や交通安全に関する要望を述べた。その後、市営霊園行きの臨時バス運行に関しても、利用者数の増加が期待されていると述べた。また、すべての議員が市民生活を守るための提案を行い、具体的な取り組みを自治区と連携して進める必要性を強調した。
最終的に、各議員からの質問に対する答弁が行われ、市は今後の対応について前向きな姿勢を示した。議会は、次回の会議で各施策の進捗を確認し、市民との繋がりを強化していく方針を確認した。