令和6年第1回四街道市議会定例会は、議案の審議と選挙が行われ、全議案が原案通り可決された。
議案第22号の令和6年度四街道市一般会計予算は、様々な地域施策を推進するものとして、重要な位置を占める。鈴木陽介市長は、実施計画に基づく事業の進展が期待されていると強調した。
各常任委員会からは委員長報告があり、特に教育民生常任委員会の戸田由紀子委員長が提出した多くの議案に関して、住民税の非課税世帯支援に関する追加支給や介護保険料の引き上げなどが取り上げられた。
総務常任委員会の田中徳彦委員長は、四街道市職員の勤務時間や休暇の新たな取扱いについて報告した。この新制度により、子育て中の職員にも配慮がなされる。
議員からは、国民健康保険税の値上げに際して厳しい意見が提出され、市民生活への影響が懸念された。特に森本次郎議員は、増加する介護費用や医療負担が多くの家庭に重くのしかかることを指摘した。また、阿部百合子議員も介護保険制度の改正に反対の立場を示した。
選挙に関しては、印旛衛生施設管理組合議会議員や葬祭組合議会議員らの選出が行われ、新たな議員が選定された。議会運営においても、新しい方針が実施される見込みだと報告された。
この一連の議論を受けて、四街道市は今後も市民生活の向上に向け、さらなる施策を展開していく姿勢を明言している。