令和2年3月17日、四街道市議会では新型コロナウイルス対応など多くの議題が取り上げられた。
会派四街道の清宮一義議員が代表質問を行い、市内の新型コロナウイルスの現状や市の対応について尋ねた。
清宮議員は、感染拡大防止のため、公共施設の閉鎖や子供たちの教育への影響も示唆した。これに対し、佐渡斉市長は、現時点での感染者は県からの報告のみに基づき、独自調査は行っていないと述べた。
また、清宮議員は卒業式と入学式に関する対応についても質問した。
市内の小中学校の卒業式は、感染防止対策を講じながら実施されることが決定されたが、その際には親の出席が制限される可能性があることが示された。教育長の髙橋信彦氏は、感染症防止策に基づき、地域全体での協力が不可欠だと強調した。
その一方、議会では四街道市議会議員選挙の振り返りも行われ、選挙管理委員会事務局長の石橋智氏が発表したところによると、投票率は39.02%で、前回の45.83%を下回った。感染症の影響もあり、選挙日の外出を控える市民が多かったとのことだ。選挙管理の記事で言及された、公民館における期日前投票の増加は、来年のという新しい取り組みとして効果があったと評価された。
さらに、議会では危機管理監の澤畠博氏が地域防災力の向上に関する方策を報告し、地域住民の共助を重視する重要性を訴えた。及び、経営企画部からは、次年度の予算案やシティセールスの取り組みも話し合われた。福祉サービス部からは、特に高齢者福祉に関し、具体的な施策を検討している状況が報告された。