令和元年第4回四街道市議会定例会が開催され、さまざまな議案が審議されました。この会議では、議案第11号に対する不信任の提案が特に注目を浴びました。
議案第11号は、次期ごみ処理施設の建設に関連する土壌汚染問題や過剰搬入された土砂の撤去を求めるもので、その市長の責任が問われています。議案の説明を行った大谷順子議員は、特定事業者としての管理責任を果たさなかったとし、市民の信頼を損なう行為だと主張し不信任決議を提案しました。
それに対して、市長の佐渡斉氏は、市の財政や次期施設建設の重要性を強調し、令和2年度からの対応を期待すると述べ、市議会での異議には耳を傾けると約束しました。また、他の議員からの質疑が行われ、特に議案第5号については新たな給与改定に伴う影響額が議論されました。成田芳律議員は、この改定の必要性を説明し、実施が決定しました。
また、教育民生常任委員会及び都市環境常任委員会から提出された議案は多くが議決され、具体的には一般職の職員の給与関連の改正が行われました。これにより、職員の業務効率化や財政改善が図られることが期待されています。
議員同士の活発な議論が行われた一方、最終的に発議案第9号に対する不信任決議は否決されました。この結果について、戸田由紀子議長は、議会の運営が市民の期待に応えられるよう引き続き努力する意向を表明しました。
会議の締めくくりとして、佐渡市長が市の発展のための協力を求め、次期選挙に向けた意気込みを語りました。議会は今後も市民の声を反映しながら運営されていく見通しです。