令和4年第1回四街道市議会定例会が令和4年3月15日、開催された。
この日は、本会議において出席議員が19名という中、議事日程に基づき議題が進行された。
特に注目を集めたのは議席の変更および代表質問であり、これは市の重要な政策や問題に対し、議員からの厳しい問いかけが行われる機会である。
最初に、議席の変更の件において、成田芳律議長が賛同を求めた結果、「異議なし」の声がある中で決定された。
続いて行われた代表質問では、れいわ輝の保坂康平議員が壇上に上がり、幅広い議題について市長である鈴木陽介氏に対し質問を投げかけた。議題には、市政運営の課題として新型コロナ対策や行政改革、さらには子育て政策や施設整備に関する具体的な進捗が含まれた。特に、行財政改革の現況については、保坂議員が「行財政改革の進捗状況」に触れ、鈴木市長は「約3.3億円の行財政改革効果額を達成」と述べた。
次いで、新取組の一環として、特に予算審査特別委員会の内容についても詳しく言及されている。予算の有効利用と地域の安全確保についての施策が重要視され、「今後は教育の充実も含めて施策を進める」と市長が異を唱える一方で、「職員の労働環境の配慮についても引き続き努力していく」との発言もあった。
加えて、学校における新型コロナウイルス対策や児童生徒の心身の健康を保つために行われている施策も取り上げられ、教育長である府川雅司氏は「、いじめに対する取り組みや情報提供の強化を進めている」と説明した。メンタルヘルスの向上なども追求し、教育環境の改善を目指す旨が強調された。さらに生涯学習の環境整備や障害者施策の推進についても言及され、さまざまな人のニーズに合わせた支援の仕組みが求められている。
最後に、交通安全対策の強化として、通学路の安全確保が進められている。通学校や地域住民の協力が不可欠であることが伝えられた。全体として、この定例会では四街道市の未来に向けたさらなる発展を促すための強い意志が見受けられた。市民の皆様が住み続けたい、誇りに思える四街道市をつくるため、議会活動が期待される。