令和6年9月定例会の初日が、四街道市議会にて行われた。
本会議は関根登志夫議長の元、午後1時に開会し、出席議員20名が集結した。
議事に先立ち議長は、日程に関する報告を行い、会議録署名議員として宮城そういち氏と飯豊明久氏が選任された。
会期については定足数が確認され、令和6年8月26日から9月25日までの31日間の設定が認められた。
議事の進行において、まず市長の鈴木陽介氏が施政概要について説明を行った。
施政の重要な取組のひとつとして、市庁舎整備の進捗が報告された。
また、次期ごみ処理施設の建設や運営の可能性を追求するため、八街市と連携した広域化検討が進行中である。
市長は、雇用創出のための土地利用計画の策定や都市計画道路の整備に関わる新たなプロジェクトについても言及した。
個人住民税の減税措置が実施され、関連する給付金の支給が順次行われていることも強調された。
特に省エネ家電購入への補助が行われるなど、物価高騰への対策が取られていると述べた。
また、防災対策強化についても触れ、委託業務研修会が実施されたことが報告された。
地域の防災能力向上に向けた取り組みとして、自治会代表者を対象にしたセミナーの開催なども計画中である。
地域振興や経済活動の支援にかかる施策では、商業活性化のための新事業補助金の交付も決定された。
中でも、四街道ふるさとまつりの開催により、多くの市民の参加を得て地域の絆が深まったことが注目された。
議案の審議では、議案第1号から第16号までが上程され、各々の提案理由が市長から説明された。
特に、令和6年度一般会計補正予算など、重点施策に関する詳細が紹介され、議員からの理解が求められた。
本定例会における重要案件について、原則的な賛同が得られたことが示された。
最後に、27日と28日は議案調査のための休会が決定され、議長は次回の会議について宣言し、散会となった。