令和3年第2回四街道市議会臨時会が7月9日に開会された。
議事日程に従い、初めに会議録署名議員が指名され、続いて会期が決定した。会期は本日1日と定められ、議案第1号から第3号までの提案が行われた。
市長の佐渡斉氏は、議案第1号として四街道市一般会計補正予算の専決処分を承認することを提案した。この補正予算は、歳入歳出それぞれ5,200万円を追加し、総額306億6,600万円となる。
次に、議案第2号では四街道市立八木原小学校の校舎大規模改造工事について請負契約の締結が提案された。議案第3号は、先に述べた補正予算の更なる必要性を示すもので、歳入歳出それぞれ1億余円を追加し、307億6,600万円となる。
経営企画部長の石渡省己氏は、議案第3号の内容について詳細説明を行い、特に新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に関する国庫補助金について言及した。これは接種体制確保に向けての重要な財源であると説明された。
質疑の時間は設けられず、その後、教育民生常任委員会を通じて議案に対する審査報告が行われた。委員長の大越登美子氏は、慎重審査を経て、全案件の承認・可決を提案した。これを受けて、最終的にすべての議案が原案の通り可決された。
また、議案審議の中で新型コロナウイルス関連の支援金提供の進捗などが確認され、地域の生活支援策が一層強化される流れが見えた。
臨時会の議事は午後4時36分に終了し、今後の取り組みが重要であるとの認識が強調された。