令和3年第1回四街道市議会定例会が開かれ、様々な議題が討議された。
特に新型コロナウイルス対策については、四街道市議会の清宮 一義議員が質問を行った。新型コロナウイルス対策としての補正予算の執行状況や次年度予算の見通し、市民へのワクチン接種準備について詳しく問われた。
市長の佐渡 斉氏は、国からの交付決定を受け8億9,845万3,000円が執行予定であり、年度内の完了を目指していると答えた。また、ワクチン接種体制についても言及した。
持続可能な財政運営に関しては経営企画部長が、令和3年度の予算編成の際に新型コロナウイルス関連の予算措置が必要であったと説明した。新型コロナウイルス対策の影響を受けた予算編成方法や中長期の財政見通しも議論された。
ごみ処理行政について、次期ごみ処理施設用地での土壌汚染問題が深刻化しているとの報告もあった。市は新たに整備が必要な観測井戸30本の設置を計画し、汚染の有無を確認すると述べた。
さらに、教育環境については、3月からGIGAスクール構想の下で整備される学習環境について説明があり、子どもたちがより良い教育を受けられるよう取り組む姿勢が示された。
最後に、障害者支援と福祉サービスについての質疑も行われ、ユニバーサルデザインが求められる社会に向けた方策について議論がなされた。市は今後も地域のニーズを踏まえたサービス提供を続けていく方針を示している。
質疑応答の中で、市長は行政の透明性と市民への情報提供の重要性を強調。市民の多様な意見を反映するための施策や新たな取り組みを検討していることも明かされた。