令和6年6月18日、四街道市議会第2回定例会が開催され、交通安全や女性支援など多岐にわたる議題が審議された。
交通安全対策では、特に通学路の安全確保に向けた様々な取り組みが進められていることが報告された。例えば、四街道小学校区では危険箇所の合同点検を経て、必要な対策が完了した。
市の教育部長、真田裕之氏は「特に新たに報告された危険箇所については、さらに詳細な分析を進めている」と述べた。
また、通学路の交通安全対策には地域住民への周知も不可欠であるとの意見も出た。交通対策の適用状況を踏まえ、周知徹底の方針を定めることが求められる。
困難な問題を抱える女性への支援についての質問も多く取り上げられた。特に、今年施行された法律に基づく女性相談支援制度の充実化が焦点とされ、鈴木陽介市長は「市としても、地域社会の状況に即した支援を進める」と強調した。
一方、映像通報システム「Live119」について市民への広報が進められ、消防長の粟飯原阿良太氏は「このシステムを用いることで、迅速かつ効果的な救命活動が期待できる」と述べた。
さらに、ライドシェア制度の導入に関する期待も示され、鈴木市長は「地域公共交通の維持や交通インフラの向上に貢献する可能性がある」との見解を示した。
これにより、市民のニーズに応える交通安全対策や女性支援の施策がより一層強化されることが期待されている。今後も継続した取り組みが求められている。
議会は終了したが、様々な意見が出され、今後の政策や施策に反映されることが期待される。