令和2年12月17日、四街道市議会は第4回定例会を開催し、合計18件の議案を審議した。
出席した議員は20名で、重要な議案がいくつか上程され、質疑、討論を経て採決が行われた。
その中でも特に議案第3号である四街道市火災予防条例の一部改正について、総務常任委員会の西塚義尊委員長が報告を行い、出力を変更する急速充電設備に関する質疑に対して、国が安全対策を検討しているとの説明があり、安全に利用できると考えられている。
また、みのり集会場の指定管理者についても議論が行われ、評価が72%と辛口の評価であったが、担当課は問題ないと回答した。
議案第14号、令和2年度四街道市一般会計補正予算については、鹿放ケ丘ふれあい広場の遊具設置に関して、早急な設置が求められており、予算が通り次第、執行される予定であると、財務部長が述べた。県知事選挙の備品借上料に関しても説明があり、ハンディサーモグラフィーを導入することで、現場の検温チェックが行われるそうだ。
さらに、議案第11号である国民保養センター鹿島荘の指定管理者の指定について、施設の老朽化や利用者からの要望についても詳細が語られ、議員からは賛成討論が述べられたが、今後の方針については見直しが必要とする声もあった。
議会の議員辞職勧告決議が発議案第6号として提案され、山本裕嗣議員に対する辞職を勧告する理由が説明された。調査特別委員会からの報告に基づき、反社会勢力との交際や賭博に関わったことが指摘されており、多数の議員の賛成を得てこの決議は可決された。
議員派遣の件についても決議し、最後に閉会の宣告がなされた。今後も引き続き、様々な面で市民の信頼を得るための議会運営が求められる。