令和6年4月22日、東金市議会は臨時会を開会し、様々な議題が議論された。
会期は本日の1日間と決定され、全ての議案が原案どおり承認される運びとなった。
議長の辞職が報告され、直ちに新議長の伊藤博幸氏が選出された。議長選挙は無事に行われ、全員が候補者に賛成の姿勢を示した。
新議長となった伊藤氏は、市民と連携し、議会改革を推進する意向を示している。議会改革特別委員会では、災害時の行動規範の整備やハラスメント防止策の再考が求められる中、議長はタブレットの導入による議会運営の改善にも注力する方針を示した。
また、副議長の選挙も行われ、佐久間治行氏が選出された。佐久間新副議長は、東千葉メディカルセンターや新ごみ処理施設の健全経営、増え続ける不登校児童・生徒対策に力を入れる決意を語った。
議案については、鹿間陸郎市長が提案理由を説明し、特に介護保険事業及び市税条例に関する数々の専決処分が承認された。市長は、介護サービスの利用実績の増加に伴う予算の修正について言及し、地方税制の改正に従った条例の改正も進めている。
今後、議会としては新たに選任されたメンバーを中心に、正確な情報提供と市民目線を意識した運営に努めていく方針を示している。議員からは、物価高騰に対する対応策として消費税減税の必要性が強調され、限界的な生活を強いられている住民への支援策が求められる場面も見受けられた。