令和2年3月23日、東金市で開催された第1回定例会では、重要な議案が上程され、活発な議論が行われた。
まず、日程第1として会議録の署名議員を指名し、続いて他の常任委員会からの報告が行われた。
各委員長の報告は、特に第14号議案の訂正に関して多くの関心が寄せられる中、鹿間陸郎市長による説明が行われた。市長は、第14号議案について教育費の増額や予備費の減額を含む訂正の理由を説明した。
その後、採決が行われたが、議案の内容に異議もなく、全員賛成により承認された。補助金が追加されたことにより、スポーツ教室イベントの実施が進められる見通しである。これに対し、鈴木幸一総務部長は、議案の意義や予算の重要性についてさらに解説し、市政の支援を求めた。
また、予算審査特別委員会からの報告もあり、各会計予算が審査され、賛成多数により可決されるとの見通しが示された。
市議会では、今後ますます重要な課題に取り組むため、定数削減の意見が出された一方、賛成派も反対派も活発に意見を交換した。具体的には、石崎公一議員が減少に対しての懸念を示し、いかに市民の声を反映していくかの重要性を強調した。
議員定数についても議論が続き、特に次年度の市議会選挙を控え、定数を22人から18人に減らす案について活発な討論がなされた。反対意見は、市民の多様な声を反映する必要性を訴えた一方で、賛成意見は市の財政状況を考慮する必要性を挙げ、両者の意見が交錯した。
最終的に議会はこれらの重要な議案を通じて、地域の将来への影響を考え、質疑応答を経て慎重に評価しつつ、承認されることとなった。市長は、今後も市民生活の向上を目指し、議会との連携を強化していく意向を表明した。