新型コロナウイルス感染症の影響を受けた東金市の議会が12月5日、定例会を開いた。
本日は、議長の相京邦彦氏が感染予防措置を講じることを確認し、開会することを宣言した。
初めに、議日の日程を確認し、会議録署名議員として、佐竹真知子氏及び小倉治夫氏が指名された。
その後、市政に関する一般質問が開始され、特に日本共産党の前田京子氏が学校給食について質問を行った。彼女は、最近のコロナウイルス感染拡大を考慮しつつ、学校給食の安全性を確保する必要性を強調した。
具体的には、地場産有機食材の使用拡大、給食費無償化の実現、有機農業の推進を挙げた。特に、地場産食材に関しては、東金市の農業支援策を強化し、健康で安心できる学校給食の実現を訴えた。
続いて、教育部長である長尾泰正氏が、学校給食の現状について説明を行い、地場産の野菜使用については地元農家との関係を重視しつつ、業者からの調達状況を確認していると述べた。また、学校給食の予算への不安を訴える声もあり、議会でもこの件が注目されている。
次に、通学路の安全対策に関する質疑が交わされ、特に正気小学校周辺の通行安全問題に焦点が当たった。地域住民からの要望に沿って、早急な対策が必要とされるとの意見も多く寄せられた。
公共安全の確保に向け、安川都市建設部長が歩道整備事業の進捗状況を説明し、特に交通安全対策において地域の声を反映させる必要性を強調した。さらに、実施が予定されている通学路の整備について、具体的なスケジュールも提示された。
また、プラスチックゴミのリサイクルについても質疑があり、環境課の鈴木聡部長が現在進めているプラスチックリサイクルの具体的な施策や進捗について説明した。