令和5年第2回東金市議会定例会が5月31日に開会した。
議会は17日間の会期を設定し、日程を確定させた。議会運営委員会の委員長、塚瀬一夫氏が、委員会での審議結果を報告した。議員全員が出席した中で、今期の会期を5月31日から6月16日までとする提案に異議はなかった。
議長の土肥紀英氏は、会期の決定後に、会議録署名議員の指名及び説明員の出席通知について進めた。伊藤博幸議員と上野高志議員が会議録の署名に指名された。続いて、地方自治法に基づく市長及び教育長からの通知を示した。
この日は2件の請願が上程された。中村美恵議員が第8号および第9号を紹介し、「2024年度教育予算拡充に関する意見書」採択及び「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択を求める内容を述べた。教育環境の整備と財政的支援が必要である旨を強調し、両請願は文教厚生常任委員会へ付託された。
また、議案第1号の提出も行われた。鹿間陸郎市長が令和5年度一般会計補正予算について説明した。総額226億9,613万7,000円へ修正する旨と、主な歳出は地域公共交通計画や物価高騰緊急支援等の施策に充填されることが報告された。
その後、総務部長の鴇田義弘氏が補足説明を行い、各事業に必要な予算を明示した。本日はこれにて散会し、今後の日程へと進んでいくことが確認された。