令和4年3月の定例会が開催され、市政に関する一般質問が行われた。
議長の石崎公一氏が会議を開始し、出席議員は20名、その後、議員による一般質問が続く。公明党の佐竹真知子議員が最初に発言し、医療的ケア児の支援に関する「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」について言及した。佐竹議員は、周産期医療の進展に伴い、医療的ケア児が増加し、その必要性について強く訴える。
また、コロナワクチン接種については、特に若者や高齢者への接種促進の強化が求められた。議会では、「子宮頸がんワクチン」についても取り上げられ、新たな接種勧奨の実施が期待されている。特に、高齢者や医療従事者に対する3回目ワクチン接種が進んでいることに対し、行政側も評価している。
教育行政に関しては、佐竹議員が制服の選択制を廃止する提案をし、これに賛同する意見が相次ぐ。制服の選択については多様な意見が寄せられ、今後の議論が期待される。加えて、環境問題に関する質問もあり、特にごみの減量化やリサイクル推進に向けた施策が強調されている。
今回の一般質問では、特に福祉行政や医療的ケア児への支援が強く問われ、各議員の熱心な意見が交わされた。今後、これらの問題に対する具体的な対策が求められる。議会は結束し、地域の安全と福祉の向上に向けて真摯に対応していく姿勢をみせている。市民の視点を大切にした施策が実現することが期待されている。