令和4年10月18日、東金市議会において第3回臨時会が開催された。
この臨時会では、主に令和4年度一般会計補正予算(第5号)が議題に上げられた。
議案への質疑が行われ、その中で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に関する詳細が問いただされた。
市長の鹿間陸郎氏は、補正予算の総額を213億1,557万5,000円にし、4億9,427万1,000円の追加を提案したと述べた。
その後の質疑において、中村美恵氏は、地方創生臨時交付金の実施計画について質問した。
企画政策部長の醍醐義幸氏は、国からの推奨事業メニューに基づき、エネルギー・食料品スポンサーの影響を受けた国民生活を支援することが目的であると説明した。
具体的には、総務費において285万円の増額を計上し、交通事業者に対して経営支援を目的とした補助金の交付が行われることになっている。
この支援には、生活保護世帯への支給金も含まれ、低所得世帯が直面する物価高騰に対応することが求められている。
さらに、神山英雄市民福祉部長は、給食費や電気代の高騰を踏まえた支援の重要性を強調し、保育施設への影響も示した。
加えて、前田京子氏は、全世帯が対象となる補助が検討されない限り、十分な対策にはならないとの立場を示した。
その結果、議案は賛成多数で可決された。
議会の議長相京邦彦氏も、議員に感謝の意を表し、今後の議事日程について言及した。