令和5年6月の東金市議会定例会において、市政に関する一般質問が行われた。
伊藤博幸議員(蒼政会)は、環境行政をテーマにスクラップヤードの現状を取り上げた。その中で、東金市内に存在するスクラップヤードの数が増加しており、市当局は状況を把握し、パトロールを強化する意向を示した。また、スクラップヤードの設置や規制に関する質問があり、県の条例制定に向けた進捗状況についても言及された。市が今後どのような規制を設けるかが注目されるところである。
次に、建設行政においては、合併浄化槽について議論が展開された。村上議員による質問では、環境配慮型浄化槽の補助制度についての現状が報告された。市内には集中浄化槽が存在し、その維持管理に関する課題も浮上した。今後は浄化槽の修繕状況が重要視され、補助制度の導入が求められることも予想されている。
一般行政では地域防災計画について、災害に備える施策の重要性が強調された。
最後に、教育・福祉行政においては、中学生の長欠や不登校対策が主体として議題に上がり、教育長からの施策報告があり、区分的に地域の教育支援体制についても言及された。特に3歳児給食の提供が進展したことが歓迎された。