令和4年第1回東金市議会定例会が開会し、重要な議題が論じられた。
議会運営委員会副委員長の中村美恵氏は、会期が本日2月25日から3月18日までの22日間と決定されたと報告した。
次に、会議録署名議員として保科勇氏と布施満明氏が指名され、会議は円滑に運営される。
市長の鹿間陸郎氏は、令和4年度の市政運営にあたり、各会計予算に関する提案を行った。特に新型コロナウイルス対策として、ワクチン接種の推進や地域経済対策を強調し、がんばるお店応援クーポン券発行事業を拡大して実施する方針を示した。
さらに、市長は2030年に向けた東金市の将来図についても述べ、経営視点を重視する指針を掲げた。子育て支援の充実、学校教育の向上、新たな企業誘致など、多くの戦略を打ち出している。特に、子育てに関する施策として、妊娠期から子育て期における支援の充実を挙げた。また、学習サポーターの配置など、学校教育の質向上に向けた取り組みも進めるとした。
議案の上程については、合計19件が提出され、主に財政状況の安定化に向けた施策が含まれている。第11号議案では、東金市一般会計予算の総額を201億3,000万円と定めることが提案され、これに伴い市税や交付金の増加が見込まれることが強調された。