令和2年6月、東金市議会は第2回定例会を開催した。
今回の議会では、請願2件および第1号から第21号までの議案が上程された。
特に新型コロナウイルスの影響を受けている市民への支援があり、教育予算拡充に向けた請願も注目される。
鹿間陸郎市長は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、市民や事業者への支援策を早急に実施する考えを述べた。
「市民の命や健康を守るために、引き続き感染防止策を徹底しながら、社会経済活動の正常化に努める。」と述べる。
また、報告では他の施策として、教育環境を整えるための予算確保が必要だとの意見があり、請願第11号や第12号に関する議論が活発に行われた。
土肥紀英議員が提出した請願の趣旨は、教育予算の充実が重要であり、危機管理や安全の確保が求められているとした。
さらに、夏に向けた災害対策の講じる方向性も示された。
鹿間市長は、災害時に的確で迅速な対応ができる体制の整備も必要だと強調した。
本定例会では、議員報酬の削減案も提案され,経済的影響を受ける市民への支援強化に向けた取り組みが確認された。
伊藤博幸議員は、「市議会議員が経費削減に努め、財源確保を図ることが重要である」と強調した。議会での議決を経て、議員報酬の10%削減が可決された。
来月の一般質問を前に、議会としての方針は新型コロナウイルス対策と市民生活の支援の強化である。