令和3年6月に開催された東金市議会定例会では、重要な議題が取り上げられた。
この定例会は、6月1日に開議し、全20名の議員が出席して運営された。
会期は6月1日から6月17日までの17日間と決定され、議長の石崎公一議員が開会の挨拶を行った。
議会運営委員会の委員長を務める石田明議員は、その日程案や請願の審議を報告した。
会期中の運営に際して新型コロナウイルス感染症対策が採られることが説明された。
定例会では、請願が2件上程され、清宮利男議員から請願の趣旨が説明された。
これには、「2022年度教育予算拡充に関する意見書」と「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」の採択が含まれている。
清宮議員は、教育環境整備の必要性や、十分な教育予算確保を求める意見を表明した。
また、市長の鹿間陸郎市長は新型コロナ対策の現状報告として、市内のワクチン接種体制について説明した。
市長は、関係機関との協力を得て、高齢者への円滑な接種を実施していることを述べた。
その一方で、学校教育へも新型コロナの影響が出ていることに言及し、教育環境の整備に努める意向を示した。
本定例会では、補正予算に関する議案も提案された。
総務部長の鴇田義弘氏は、予算案の内容を詳述し、地域活性化の取り組みについても触れた。
この補正予算は、経済支援や保育所整備を含むもので、特に新型コロナウイルスの影響を受けた低所得世帯への支援が強調されている。
さらに、提案された議案はすべて上程され、議会の活動は円滑に進行する見通しが示された。
これらの議案や請願は、議会において真剣に検討されることになる。