令和4年2月16日に開催された芝山町議会の臨時会では、重要な議案が審議された。
特に、専決処分として提出された3つの補正予算が注目を集めた。
最初に、麻生孝之町長が新型コロナウイルス感染症の影響について触れ、住民への支援を強化する必要のある状況を指摘した。
また、議案第1号および議案第2号の内容として、子育て世帯及び住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金が盛り込まれ、各々約4,000万円と9,400万円が確保されていることが報告され、議会の承認を受けた。
議案第1号は、令和3年度芝山町一般会計補正予算(第10号)で、補正後の一般会計は62億4,261万6,000円となる。
一方、議案第2号は補正予算(第11号)で、これにより63億4,126万7,000円の予算への増額が計画されている。
さらに、議案第3号では、一般会計補正予算(第12号)に対する提案があり、新型コロナウイルス感染症対応のための地方創生臨時交付金事業に充てられることが強調された。
この議案は63億4,600万7,000円の予算に引き上げられることになった。
次に審査請求に関する諮問第1号が審議され、芝山文化センターの使用承認申請却下に関する処分が審査された。
町議会はその却下処分が地方自治法に違反しているとの判断を下し、その結果として諮問の通り認容することとなった。
この日の議会では、全ての議案が迅速に承認され、最後には麻生町長が、「今後も新型コロナウイルスに対する厳重な監視を続け、地域経済の活性化に貢献していく所存です」と発言し、終了した。
議会は、今後の対応に対する期待を高める結果となった。