令和2年第3回芝山町議会臨時会において、重要な議案が可決された。
この臨時会は新型コロナウイルスの影響を受け、迅速に対応する必要があったことが背景にある。
議案件は3つあり、1号と2号は税条例の改正、3号は一般会計の補正予算である。
特に、相川勝重町長は新型コロナウイルスの影響に関して具体的な対策を提起した。
《町長は、》 「政府は生活支援金や雇用調整助成金の給付を発表している。
私たち町も全児童・生徒に対し1万円の給付を考えている」、と述べた。
議案第1号では、芝山町税条例等の改正が提案され、相続登記が未了の場合の固定資産税に関する新しい検討が行われる。
相川町長は「遺族に対し固定資産税の調査が行いやすくなる」と強調した。
この改正には、寡婦(寡夫)控除の見直しや、ひとり親家庭への配慮が含まれ、社基平等が求められる背景がある。
議案第2号では、国民健康保険税の改正が承認された。
「課税限度額の引上げと低所得者への軽減措置を拡充する」と相川町長は説明した。
具体的には、医療給付分課税限度額が引き上げられ、説明された内容は町民の間で前向きな変化となる。
さらに、議案第3号では、令和2年度の補正予算の承認が審議された。
相川町長は「補正額574万2,000円の増加を伴い、主に工事と修繕に充当される」と語った。
この補正は地域振興の一環としての重要性が再認識される場面であった。
議会では、質疑・討論は発生しなかったが、全ての議案は賛成の意見で可決された。
なお、会期は、本日限りとなることが確認され、会議は円滑に進行した。
全ての議案が承認された后、議長は議員および執行部の努力に感謝の意を示し、臨時会は閉会となった。