令和4年第3回芝山町議会定例会が、令和4年9月13日に開催された。会議では、議案として提出された内容が審議され、そのうち各補正予算案が重要な議題として扱われた。
議案第4号から第10号までの補正予算案では、芝山町の一般会計や特別会計の財政状況や関連する事業の具体的な内容が説明された。特に、令和4年度芝山町一般会計補正予算第3号は、歳入歳出合計が59億8,750万3,000円に達し、施策の充実が図られている。
麻生孝之町長は、各議案の提案理由を説明し、特に保育所のスタッフ不足が解消されていないことに触れ、町の支援が必要であると強調した。
さらに、町長は地域の農業振興にも力を入れる方針を示し、地域農業の育成には専門的な相談窓口の設置が必要であると述べた。また、農業振興に関する計画は、農振地域整備計画と連携して進められる方針である。
災害対策においても、町では防災行政無線の活用や、情報提供の手段としてのSNS活用の重要性が再確認された。特に新版の防災マニュアルが配布され、職員の初動対応を明確にしていることも強調された。
最後に、町長は公務の透明性についての意見を受け止め、SNSやインスタグラムを通じて町民への情報発信を強化する方針を示した。災害目的の情報収集については、今後の対応を検討していることを伝え、町全体で災害に備えた体制を築く必要性と強調した。